「最近、なんとなく体調が優れない」「めまいや頭痛が続いている」「よく眠れない」——こうした原因不明の体調不良に悩んでいませんか?
病院で検査を受けても異常が見つからない場合、もしかすると家の傾きが原因かもしれません。実は、傾いた家に住み続けることで、めまいや頭痛、自律神経の乱れなど、さまざまな健康被害が生じることが研究で明らかになっています。
本記事では、家の傾きが人体に与える影響と、その対処法について詳しく解説します。家の傾きや体調不良にお心当たりのある方は、ぜひ最後までお読みください。
家の傾きが健康に与える影響とは

家が傾いていると、私たちの体は無意識のうちにバランスを取ろうとします。この状態が続くことで、身体的・精神的にさまざまな不調が現れることがあります。
平衡感覚の乱れによる症状
人間の脳は水平を基準として動作しています。床が傾いた部屋にいると、視覚からの情報と内耳(三半規管)からの情報にズレが生じ、脳がミスマッチを起こします。
これは乗り物酔いと同じメカニズムで、以下のような症状が現れることがあります。
- めまい・ふらつき
- 吐き気・嘔吐
- 頭痛・頭重感
- 浮動感(ふわふわした感覚)
- 牽引感(一方向に引っ張られる感覚)
自律神経への悪影響
傾いた環境で長時間過ごすと、体は常にバランスを保とうと緊張状態が続きます。この状態が慢性化すると、自律神経のバランスが崩れ、以下のような症状につながることがあります。
- 睡眠障害・不眠
- 慢性的な疲労感
- 食欲不振
- 肩こり・腰痛
- 不安感・ストレスの増大
家の傾きによる健康被害は個人差があります。傾きに敏感な方(乗り物酔いしやすい方など)は、わずかな傾きでも症状が出やすい傾向にあります。また、高齢者やお子様は特に影響を受けやすいとされています。
傾きの角度と健康被害の関係
家の傾きがどの程度になると健康被害が現れるのでしょうか。日本建築学会の研究データをもとに、傾斜角度と症状の関係をご紹介します。
家の傾きの許容範囲は3/1000(1メートルにつき3ミリ)以内とされています。これを超える傾きがある場合は、健康被害のリスクが高まるため、早急に専門業者による調査と対策を検討することをおすすめします。
家の傾きに気づくためのセルフチェック
「うちの家は傾いているのだろうか?」と気になる方のために、自分でできる簡単なチェック方法をご紹介します。
建物の症状をチェック
ドア・窓の不具合
確認ポイント:ドアや窓の開閉がしづらい、勝手に開いたり閉まったりする
床の傾き
確認ポイント:床にビー玉やボールを置くと一方向に転がる
壁や基礎のひび割れ
確認ポイント:壁や外壁、基礎部分に亀裂が入っている
隙間の発生
確認ポイント:窓枠やドア枠に隙間ができている、隙間風を感じる
体調面のチェック
以下のような症状が家にいるときに多く、外出すると軽減される場合は、家の傾きが原因である可能性があります。
- 家にいるとめまいや頭痛がする
- 寝つきが悪い、熟睡できない
- 原因不明の疲労感が続く
- なんとなく気分が悪い
- 肩こりや腰痛がひどくなった
家が傾く主な原因
家が傾く原因はさまざまですが、主に以下のような要因が考えられます。地盤の特性を理解し、適切な対策を講じることが重要です。
軟弱地盤による不同沈下
粘土質や砂質の軟弱な地盤は、建物の重量を支えきれないことがあります。特に田んぼや畑だった土地、河川の近く、埋立地などは地盤が弱い傾向にあります。建物の重量が均等にかからないと、時間とともに不均等な沈下(不同沈下)が発生し、家が傾いてしまいます。
地震による液状化
地震の揺れによって地下水を多く含む砂質地盤が液体のように変化する液状化現象が発生すると、地盤の支持力が急激に低下し、建物が傾いたり沈下したりします。活断層が存在する地域では、特に注意が必要です。
建築時の地盤調査・地盤改良の不備
建築時の地盤調査が不十分だった場合や、適切な地盤改良が行われなかった場合にも、後から地盤沈下が発生することがあります。また、築年数が経過した住宅では、基礎のひび割れや木材の腐食などが原因で傾きが生じるケースもあります。
傾いた家を放置するリスク
「少しくらいの傾きなら我慢できる」と放置してしまう方もいらっしゃいますが、家の傾きを放置することには大きなリスクがあります。
健康被害の悪化
傾きが原因の健康被害は、傾きがなくならない限り完治することは難しいとされています。病院に通っても根本的な解決にはならず、症状が慢性化・重症化する恐れがあります。
傾きの進行
地盤沈下は一度始まると自然に止まることは少なく、時間の経過とともに傾きが大きくなるケースがほとんどです。早期に対処すれば軽微な工事で済んだものが、放置することで大規模な修正工事が必要になることもあります。
建物へのダメージ
傾きが進行すると、壁や基礎に亀裂が入り、雨漏りや漏水の原因となります。建物の構造自体にダメージを与え、大規模な改修工事が必要になる恐れもあります。
傾きが軽度なうちに対処することで、工事費用を抑えられるだけでなく、健康被害も最小限に食い止めることができます。「おかしいな」と感じたら、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
家の傾きを直す方法
家の傾きは、専門的な沈下修正工事によって直すことができます。ここでは、住みながら施工できる工法についてご紹介します。
PUBB工法による沈下修正
PUBB工法は、国土交通大臣認定のbDパイル(鋼管杭)を使用して、傾いた住宅を基礎ごと元の状態に戻す沈下修正工法です。
PUBB工法は、杭を支持層まで到達させて建物を支えるため、将来的な再沈下のリスクも低減できます。
近畿圏の地盤沈下修正工事は山口土木へ
滋賀県甲賀市を拠点とする山口土木は、協会より認定を受けた近畿圏内で唯一のbDパイル・ブレードパイル施工販売業者です。PUBB工法やSP免震基礎工法による地盤沈下修正工事において、豊富な実績と高い技術力を持っています。
地縄張りから基礎工事まで、すべての工程を一貫して自社で施工するため、無駄な工賃が発生せず、高品質ながら経済的な施工を実現しています。
対応エリアは滋賀県内の住宅基礎工事のほか、bDパイル・ブレードパイル施工販売は近畿圏全域(東海・北陸地方は応相談)で承っております。
「家の傾きが気になる」「原因不明の体調不良が続いている」という方は、まずはお気軽にご相談ください。お客様の大切な住まいと健康を守るため、最適な解決策をご提案いたします。






