家が傾いてきた、ドアの開閉がしづらくなった、床にビー玉を置くと転がる――こうした症状は地盤沈下のサインかもしれません。地盤沈下による家の傾きは、放置すると健康被害や建物の倒壊リスクにつながる深刻な問題です。しかし、「修正工事中は住めないのでは」「引っ越し費用がかかるのでは」と不安に思う方も多いでしょう。
実は、最新の地盤沈下修正工法では、住みながら施工できる技術が確立されています。本記事では、滋賀県甲賀市を拠点に地盤沈下修正工事を手がける山口土木が、住みながら施工できる修正工法の種類、費用相場、工法選びのポイントを徹底解説します。
地盤沈下で家が傾く原因とは

地盤沈下による家の傾きは、いくつかの原因によって引き起こされます。原因を正しく理解することが、適切な修正工法を選ぶための第一歩です。
軟弱地盤による沈下
日本には粘土質や砂質の軟弱な地盤が多く存在します。特に田んぼや畑だった土地、河川の近く、埋立地などは地盤が弱い傾向にあります。建物の重量を支えきれない地盤では、時間とともに不均等な沈下(不同沈下)が発生し、家が傾いてしまいます。
地震による液状化現象
滋賀県には琵琶湖西岸断層帯をはじめとする活断層が存在し、地震リスクが指摘されています。地震の揺れによって地下水を多く含む砂質地盤が液体のように変化する液状化現象が発生すると、地盤の支持力が急激に低下し、建物が傾いたり沈下したりします。
施工不良や経年劣化
建築時の地盤調査が不十分だった場合や、適切な地盤改良が行われなかった場合にも、後から地盤沈下が発生することがあります。また、築年数が経過した住宅では、基礎のひび割れや木材の腐食などが原因で傾きが生じるケースもあります。
家の傾きの許容範囲は3/1000(角度で0.17度)以内とされています。これを超える傾きがある場合は、早急に専門業者による調査と修正工事を検討する必要があります。放置すると健康被害(めまい、頭痛、自律神経の乱れ)や建物の倒壊リスクが高まります。
住みながら施工できる地盤沈下修正工法
地盤沈下修正工事というと、仮住まいが必要で生活に大きな支障が出ると思われがちですが、実際には住みながら施工できる工法が主流です。ここでは代表的な4つの工法をご紹介します。
PUBB工法(パブ工法)
PUBB工法は、bDパイルまたはブレードパイルという鋼管杭を使って傾いた住宅を基礎ごと元に戻す修正工法です。山口土木は滋賀県でこの工法を提供している数少ない業者の一つです。
アンダーピニング工法(鋼管圧入工法)
基礎の下を手作業で掘り、鋼管杭を支持層まで圧入させながら家を持ち上げる工法です。杭と地盤の両方で家を支えるため、再沈下のリスクが非常に低いのが特徴です。
耐圧板工法
基礎の下に耐圧板を設置してジャッキアップする工法です。地盤沈下が終息している場合に適用されます。
薬液注入工法(グラウト注入工法)
基礎の下にセメント系の薬液を注入して地盤を固め、建物を持ち上げる工法です。地盤改良と修正を同時に行えるのが特徴です。
工法選びのポイントと判断基準
地盤沈下修正工法は、家の状態や地盤の状況によって最適な選択肢が異なります。以下のポイントを参考に、専門業者と相談しながら決定しましょう。
地盤の状態で選ぶ
地盤沈下が進行中か、すでに終息しているかによって適切な工法が変わります。軟弱地盤で今後も沈下が予測される場合は、杭を支持層まで到達させるアンダーピニング工法やPUBB工法が推奨されます。一方、地盤沈下が終息している場合は、耐圧板工法でも対応可能です。
予算と費用対効果で選ぶ
修正工事の費用は200万円から1,000万円と幅があります。費用が安い工法は一時的な対処に留まる可能性があり、再沈下のリスクが高まります。長期的に安心して住み続けたい場合は、再沈下リスクが低い工法を選ぶことが重要です。費用だけでなく、工法の耐久性や保証内容も含めて総合的に判断しましょう。
基礎の種類で選ぶ
住宅の基礎がベタ基礎か布基礎かによっても、適用できる工法が異なります。PUBB工法やアンダーピニング工法はどちらのタイプの基礎にも対応できますが、一部の工法は基礎の種類によって制約があります。
山口土木では、現地調査と地盤調査を実施したうえで、お客様の住宅に最適な工法をご提案しています。無料の現地調査・お見積もりも承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
山口土木の地盤沈下修正工事の特徴
滋賀県甲賀市を拠点とする山口土木は、地盤沈下修正工事において豊富な実績と高い技術力を誇ります。
近畿地方唯一のbDパイル・ブレードパイル施工業者
山口土木は、協会より認定を受けた近畿圏内で唯一のbDパイル・ブレードパイル施工販売業者です。PUBB工法やSP免震基礎工法において、国土交通大臣認定のbDパイルを使用した高品質な施工を提供しています。
一貫施工による高コストパフォーマンス
地縄張りから基礎工事まで、すべての工程を一貫して自社で施工します。そのため無駄な工賃が発生せず、高品質ながら経済的な施工を実現しています。
地盤調査に基づく最適な設計
地盤調査の結果に基づき、必要な長さの杭を必要な数だけ専用工場で製作するため、余分な費用をかけずに確実な施工が可能です。建物や地盤の状況に応じて、12種類の組み合わせから最適なパイルを選定します。
環境に配慮した低振動・低騒音施工
PUBB工法をはじめとする当社の施工方法は、低振動・低騒音で排出残土もありません。住宅密集地でも近隣への影響を最小限に抑えながら工事を進めることができます。
PUBB工法の施工の流れ
山口土木が提供するPUBB工法は、以下の7つのステップで確実に施工を進めます。
傾きの測量
基礎清掃
地盤調査
杭配置計画
施工準備
杭施工
不等沈下の修正
PUBB工法の最大のメリットは「再沈下の恐れがない」ことです。杭を反力にしてブラケットで直接基礎を引き上げ固定するため、地盤が再び沈下しても建物は影響を受けません。また、全て地上での作業で行われるため、工期が短く経済的です。
よくあるご質問
Q. 本当に住みながら工事できますか?
はい、可能です。PUBB工法やアンダーピニング工法など、主要な地盤沈下修正工法は住みながらの施工を前提に設計されています。引っ越しや仮住まいの手配は不要です。
Q. 工事中の騒音や振動は大丈夫ですか?
山口土木が採用しているPUBB工法は、低振動・低騒音での施工が可能です。住宅密集地でも近隣への影響を最小限に抑えることができます。狭い場所や家の中でも施工可能な工法です。
Q. 再沈下の心配はありませんか?
PUBB工法やアンダーピニング工法では、鋼管杭を支持層(固い地盤)まで到達させるため、再沈下のリスクは非常に低くなります。特にPUBB工法は杭を反力にしてブラケットで直接基礎を固定するため、再沈下の恐れはありません。地盤調査に基づいた確実な施工により、長期的な安心を提供します。
Q. 滋賀県外でも対応可能ですか?
山口土木は滋賀県甲賀市を拠点としていますが、近畿圏内であれば対応可能な場合があります。まずはお気軽にお問い合わせください。
Q. 工事期間はどのくらいですか?
PUBB工法の場合、一般的な木造住宅で1~2週間程度です。ただし、建物の規模や傾きの状態によって異なりますので、現地調査の際に詳しくご説明いたします。
まとめ:早めの対処が重要です
地盤沈下による家の傾きは、放置すると健康被害や建物の倒壊リスクにつながる深刻な問題です。しかし、最新の修正工法を活用すれば、住みながら確実に修正することが可能です。
本記事でご紹介した通り、地盤沈下修正工法には複数の選択肢があり、それぞれに特徴と適用条件があります。重要なのは、地盤の状態と建物の状況を正確に把握したうえで、最適な工法を選択することです。
家の傾きは、早期発見・早期対処が鍵となります。以下のような症状に気づいたら、すぐに専門業者にご相談ください。
- ドアや窓の開閉がしづらい
- 床にビー玉を置くと転がる
- 壁や基礎にひび割れがある
- めまいや頭痛など体調不良を感じる
- 家具が傾いているように見える
山口土木は、滋賀県甲賀市を拠点に、住宅基礎工事やPUBB工法、SP免震基礎工法、地盤沈下修正工事など幅広い工事を手がけております。特に、bDパイル・ブレードパイルの施工は、近畿地方では山口土木が唯一の施工会社です。
お客様の大切な住まいを地震や地盤沈下から守るため、高い技術力と豊富な経験を活かし、安全かつ確実な施工を提供しております。丁寧なコミュニケーションと施工品質の向上に努め、お客様に満足いただけるサービスを心がけています。
家の傾きや地盤沈下でお悩みの方、地震対策を検討されている方は、ぜひ山口土木にご相談ください。無料の現地調査とお見積もりを承っております。






